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平成27年度の1級建築士 設計製図試験で合否を分けたのは何!?

平成27年度の1級建築士 設計製図試験「デイサービス付き高齢者向け集合住宅」を分析し、何が合否を分けたのか考察したいと思います。

まず、一番大事なのは、課題文の最初にある設計主文です。

設計主文の最後に「地域住民も利用できるレストラン等を設け、地域住民と居住者とが交流できるようにする。」とある。このことから、「レストランは、歩行者専用道路とのつながりが重要ですよ」と遠回しに言っていることを読み取れれば合格に1歩近づいたことになる。逆に、レストランを2階に持って行ったりすると、よっぽど減点がない完璧図面でも書かない限り合格は難しいだろう。

標準解答例では、レストランを2案とも建物1階の南東エリアに配置し、さらに歩行者専用道路に向けて外部アプローチを取る計画となっている。

特記事項に、外部アプローチを設けることについては明記が無いが、「地域住民との交流」が設計主文で明記されていることから、レストランをどのあたりに配置するかを考えるヒントになっているようだ。

他の受験年度の問題についても、設計主文が大切で、合否を分ける重要なキーワードが隠されていると考えるべきである。

1級建築士(製図)

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